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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

体育会系男子の事情97

【カイ・シウミン】


シウミン・・・大学4年
カイ・・・大学1年










うたた寝してしまったためか、ベットに入ってもなかなか寝付くことはできず…

眠りについたのは朝方だったため、カイが掃除にくる時間より早く起きることは出来なかった。





起きたら部屋が掃除された形跡がある。

俺は、電気湯沸し器に水を入れて…
お湯が出来上がるのを待っていた。




こぽこぽこぽ…




カイがくるまでは、一人でこの部屋を使っていたはずなのに静か過ぎるのが気になる。




何故、カイがスホの部屋に行ってしまったのだろうか?

昨日はずっとその事ばかり考えていた。





そもそもどうしてスホに相談するのか?

そこがどうしても不思議だった。

特別、仲がいいわけでもなく1年と4年という関係性だから気軽には相談なんてしないはずだ。




俺に相談出来ないことを相談したに違いない。

それって一体なんだ?







何度何度考えても

"俺が原因ではないか?"

…と、いうこと。






お湯が沸いて電子音が鳴る。

すぐに音を消した。




「あ。」




カイは居ないんだったとあとから気付く。

起こさないようにいつもすぐに止めていたのだ。






いつの間に、こんな癖が付いたのだろうか。





合宿の時はなんとも思っていたのに
部屋なのにいないとなるとなんとなく違和感を感じた。










-一日前-




「…し、失礼します。」

「おー、とりあえず適当なところ座っててくれ。」





俺は初めてスホ先輩の部屋の中に入った。




「詳しい説明は後にするが…

とりあえずミンソクに伝えてくる。」

「は、はい…」




パタンとドアが閉まり一人になった。

スホ先輩の部屋は一人部屋だ。

"掃除はしなくていいぞ。"

と、言われていたのでそこは開かずの間だったが…





き、汚い…




いや、正確には汚くはない。

服や、小物が散乱しているだけだ。

ちょっと片付ければなんとかなる。





あ、そうか…

今までの部屋が綺麗すぎたのだ。





はぁ…

これでよかったのかな?





今更だけど、自分で説明したほうがよかったんじゃないか?


バンっと、勢いよく先輩が帰って来た。





「とりあえず暫くここで暮らせ。

ミンソクには俺からきちんと説明しておくからな!」






キラキラした瞳を見て頷く。

流石部長だな…と、尊敬の眼差しを向けた。





そう、ちゃんと行動すればよかったのだ。

スホ先輩に任せたことでとんでもない方向へ進むとは…






この時の俺は思ってもみなかった。








ひと波乱あるみたい?


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コメント


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ナント

流石と 思ったばかりなのに
(≧∇≦)
やっぱり スホさん
なのですねぇ〜
(≧∇≦)
カイくん
いつ しうたんの元に
戻れるのでしょう…
(≧∇≦)

rabikina | URL | 2016-05-20(Fri)11:01 [編集]


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| | 2016-05-20(Fri)12:31 [編集]


Re: ナント

rabikinaさん

お返事遅くなりました。
ずれていた…と、いうことなのでしょうか?
(だから、ズラの話じゃないってばw)
長い目で見てあげてください…
決して、決して諦めないで…!!
見てあげてください…!!(私のためにも…)

日色 | URL | 2016-05-22(Sun)20:02 [編集]


Re: 鍵コメFさん

お返事大変遅くなりました…m(__)m
確かにカイくんが言えばホントに誤解なく進むはず…!
なんですが…!
ここで多分まさかのできごとが起こるのではないか?
とか、少しも期待されないところがスホ先輩ですね。
キセキを信じましょう…
キセキを…
もしかしたらキューピッドに…なるとかならないとか。←ほんとか?

そうですわねぇ。
Fさんも是非是非一度見に行ってくださいまし。

日色 | URL | 2016-05-22(Sun)20:07 [編集]