
シウミン・・・大学4年
カイ・・・大学1年
ちゅ…
んちゅ…
先輩が目を閉じたので
俺はどさくさ紛れに何度も何度も触れるだけのキスを繰り返した。
先輩も少しだけ唇を尖らせていて…
すごくすごく可愛い。
「先輩、好きです。」
俺は、渾身の告白をした。
しかし…
目をぱっと開いたミンソク先輩と目が合う。
「ちょっと待て…じゃあスホは?」
「え?」
「スホはどうなる?
…まさか、どっちにも同じようなことを?」
「ち、違います!!」
「わっ!」
どしん!
まさかの展開に俺は先輩を押し倒した。
「ミンソク先輩とキスとかそれ以上とかしたいんです!
こ、恋人になりたいんです!!」
「…スホとは?」
「嫌です!絶対無理です!!」
「ほぉ…」
ミンソク先輩はやっと納得したように俺を見た。
「せ、先輩?」
「…全然わからんかった。」
…えぇ?!
き、キスまでしたのに?!
しかし、ある意味慣れた。
こんな展開に。
はぁ…。
そうだよな、先輩はそーゆー人だった。
落ち着け俺。
人生そうそう甘くないのだ。
「カイ?」
「…じゃあ、今日から考えてください。」
離れようとすると腕を引っ張られた。
「なっ!何してる!
離れるな!!」
うわっ…
今更だけど近い。
近くてヤバい。
もともと押し倒してるような体制だし…!!
「も、もやもやするからやめてください。」
「ぬ?」
「だから!ムラムラするんですってば!」
や、やっぱりこの人わかってない!!!
俺は、顔だけ逸らした。
「…とりあえず、今日はスホ先輩ところに戻ります。」
「だ、ダメだ!!」
先輩が俺をひしっ!
と抱き締めた。
べしゃっと俺は先輩の体に倒れ込んで下敷きにしてしまう。
「せ、先輩…離し…!!」
うぅ!
下半身が、先輩の柔らかな太ももに!!
「やだやだやだやだ!!
絶対スホのところに返さない!」
「せ、せんぱ…」
ぎゅうぎゅう締め付けられる…
「ってか、そもそも俺のものだから!
絶対絶対渡したくない!!」
うぅ…
先輩の一言一言にきゅんきゅんしまくって悶えそうだ。
「俺の側にいるって言っただろ?!」
そして盛り上がる下半身…
俺は、もう限界だった。
え…?
なにする気?!

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