
(体育会系男子の事情109.5)
チャニョル視点
チャニョル・・・2年
ベッキョン・・・2年
タオ・・・・・・1年
セフン・・・・・1年
俺はベッキョンの部屋にお邪魔していた。
「はぁぁ…」
俺は机に突っ伏す。
「どーしたよ?」
「え?聞いてくれんの?」
「100文字以内でな?」
「…短っ」
俺は悩んでいた。
もちろんぎょんすとのまだまだノンスイートな前途多難な日々のことである。
ぎょんすとあれから発展しないのだ。
ぎくしゃくぎくしゃく…
昨日の映画もすげーよろこんでくれてすげーたのしかった。
しかし…
映画を見ながら食べてるからか口元にナチョスの欠片が付いていた。
俺は俺を指で拭おうととすると…
ばしっ…!
全力で叩かれたのである。
口をパクパクさせてわなわなと震え怒るぎょんす。
(こ、これ…)
と、欠片を見せてゴミ捨て場もないのでそのまま口の中にパクって食べた。
「!!」
そしたらぎょんすは不機嫌になったのだ。
終わったあと何度も謝ったけど笑顔は見れなかった。
「くぅぅぅう~ぎょんすぅ…!
このままお別れみたいになったらどうすれば…!
俺どうすれば!!」
「…ふぁぁ、眠。」
「っておい!お前俺の話聞いてないのかよ!」
「そんなん恥ずかしいだけだろ?
男に口元舐められるとか、きめーし。」
「舐めてねーし!!」
「あー、もう100文字しゅーりょー」
と、ベッキョンが外に出たので俺も追うように外に出る。
「ん?あれ?」
階段を降りてると何故か、セフンとタオが一つ下の先輩たちの階にいるのが見えた。
なんかごそごそしてる。
「なーにしてんの?」
「しぃ~」
と、人差し指を立てられた。
「な、なんだよ…??」
ここは、ミンソク先輩とカイのお部屋である。
セフンはドアに指を差して、聞いてとジェスチャーする。
「おい!盗み聞きはよく…」
「あぁ…無理、ダメだってぇ…」
えぇ?
なんだなんだ?!
なに?!
俺は、セフンよりでかい耳をドアに引っ付ける。
「…カイ…嫌、痛い!」
な、なんか聞こえる!!!!
俺たちはドアに積み重なるように体を乗せて話を聞いていた。
(これ、カイとミンソク先輩だよな?)
セフンが頷く。
ぬぇぇ!
俺は心で叫んだ。
(なに?なに??どーゆーこと??)
と、タオがベッキョンを揺さぶる。
(タオはあとであとで。)
と、ベッキョンに人差し指を唇に立てるとタオはムッとしながらも黙る。
「先輩、深呼吸して…?」
「うぅ…はぁぁ…」
う、呻いてる…?
わけじゃないよな?
つ、つまり…?!
俺は、ぎょんすの淫らな姿を妄想した…
"チャニョル…ダメ、そんなの入らない。
無理…"
"ぎょんすぅ、お願い…"
"嫌だ。"
そういいながらもゆっくりと脚を開くぎょんす。
ぎょんす…エロい
エロすぎる…!!
※妄想ですよ!
ぎしっ…
どんどんドアに詰め寄る俺…
「おーい!!お前ら!!なにやってんだぁ~!」
「うわぁぁぁ!!!」
スホ先輩がいつのまにか後ろにいて俺の肩を叩いた。
ゴロゴロゴロンゴロン
俺たちはカイとミンソク先輩のドアを突き破る。
「ぬ?何だ?」
見るとストレッチをしてるミンソク先輩…
と、背中を押しているカイ。
みんな、ドミノ倒しみたいになりながら二人が部屋の中こたつを退かして
ストレッチしているのを見つめる。
「…なにしてんすか。」
で、ですよねぇ~?
「「すみませんでしたぁ~!」」
俺たちは早々と退散した。
中休み。
明日は真相を…

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