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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

体育会系男子の事情118

【カイ・シウミン】



シウミン・・・大学4年
カイ・・・大学1年








俺は練習後、早々と部屋に戻りカイの帰りを待っていた。

もちろんペアマグを準備してコーヒーの準備も万端だ。





しかし、肝心のカイが帰ってこない。

うぅ~ん…

俺はこたつの中で眠ってしまった。






そして…

ドサッ





ん…?

荷物の音で目を覚ます。







カイが…帰って来た?












「ただいま戻りました…。」



俺はこそこそと帰って来た。
出来ればミンソク先輩と顔を合わせたくない…

今日は、煩悩を退散させたくてコソ練を滅茶苦茶やってきたのだった。



ぶっちゃけ…疲れてヘロヘロである。



だってレイ先輩が電マをあそこにあーしてとか言うから…

昨日のミンソク先輩にそんなことをしたらとか妄想したらもーとんでもないことになってしまったんですよ。




下半身が…!

そしてシャワーで致しても来たので体力もさらに消耗である。





…今日はもう疲れてるからもう寝るだけだ。

とりあえず荷物を置いて一息つくために何も敷いてない骨組みのベッドに仰向けに寝転んだ。

ベッドは固い。





あー…スホ先輩のところから布団一式を取りにいかないと…

めんどくせぇ…





なんて思っていると…

ごそごそ、と音がする。





「…カイ?」





え?

ミンソク先輩いたのか?!

俺は咄嗟に寝たフリをした。




ちょっと今はまだまともに話せない。

寝たと分かればそのまま見過ごしてくれるはず…






と、思っていた。






ふわり…と、ミンソク先輩の匂いがしたかと思うと

ぎしっとベッドの音が鳴る。







え?

え?何??







「うわっ!!」




なんと…

ミンソク先輩が俺の股下からやってきた。




「な、何してるんですか!!」

「…何って、カイを待ってたのだ。」

「え?!」





俺の太腿は押されつけられてにょきっと出てくる。





ああ…

そんなところから出てこないで!!



やめて!!

折角寝た子を起こさないで!!






せめてもの救いはスウェットだからわかりづらいことである。




「俺は…カイに言いたいことがあって…」




ミンソク先輩はわざなのか俯いている。

ダイレクトに股間を見つめている体制だ。





「えっと…この体制はどうにかなりませんかね?」

「む?」





うぅ…

下からミンソク先輩!!

エロい!!!




「それもそうだな。」

と、やっと起き上がってくれた。




なんか惜しいことしたような…

いやいや…

落ち着け俺!!






「で、あの…お話とは?」

「うむ。」






ミンソク先輩はベッドから起き上がると作ってあったコーヒーをマグカップに注ぎだす。

ルゥハン先輩からもらったハートのマグである。




「こっちはカイの分な。」

「え?」




ブラック…



「すみません、俺コーヒーブラックじゃ飲めなくて」

「何?!」

「ミルクたっぷりでお願いします。」

と、牛乳を注いでもらう。




そのまま砂糖も入れてくれた。

甘くてほろ苦い…




「美味しいです。」

「うむ、よかった。」



俺の狭いベッドふたりで座る。

お互い少し無言だ。



「このマグカップは、カイのだからな。」

「え?」

「そしてこっちは俺のだ。」

「はぁ…?」




区別だろうか?




「まだわからんか?」

「先輩はそっちのマグを使いたいってことですよね?」





「違う!」

「へぇ?」





「俺とカイ専用ってことだ!」





「え…?」

「このマグカップは俺達専用なんだ、誰にも使わせたくない。」





俺は目を丸くした。

そして…ベッドから立ち上がる。




「なっ…何処へいく?」

ミンソク先輩は俺の手を掴んだ。

「ミンソク先輩がそーゆーこというからです。」




まずい…

ダメだダメだダメだ!




「え?」

「そーゆー言い方はやめてください。

期待しちゃいますから」




そう。

いままでの経験上…期待するだけ無駄である。







頭の中で某アイドルの歌詞が甦る…



自由奔放で…

先が読めなくて…





「"期待していい。"っていったら?」

「え?」





彼は何故か目を閉じた。

俺は踊らされてる。

そんなことわかってる。





「キス…しないのか?」





なんて無茶ぶり。

でも…






年上なのに…

最高に可愛く思えるんだ。







俺はもちろん…

そのまま唇を奪った。







上から~です。はい。


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| | 2016-06-21(Tue)12:56 [編集]


ひゃぁ〜

ミンソク先輩!
いいんですか?
いいんですね❣️
カイが
期待しちゃいけない
って 刷り込まれちゃってるのが
笑っちゃいました(≧∇≦)
甘い時間(?)の
始まりなのに…(*^^*)

カイ ゆっくり ゆっくり❤︎

rabikina | URL | 2016-06-21(Tue)20:41 [編集]


Re: 鍵コメFさん

下からミンソクさんです。
カイくんびっくりですわね汗
一応カイくん疲れてます。
どうなるかわかりませんことよ…!

しょたのしょた。
そうとう可愛いですよねぇ。
運動神経良さそうだなって思いました。

日色 | URL | 2016-06-22(Wed)18:19 [編集]


Re: ひゃぁ〜

rabikinaさん

いいんです、いいんです!!
でもね、今凄く疲労してるから。
悶々としてるけど疲れてるから!!←大切だから2回。

カイくん正常になったのにまたもや煽られましたね(笑)
止まらないのか…
大丈夫なのか??

日色 | URL | 2016-06-22(Wed)18:21 [編集]